今日から三週間、目覚めちゃダメだよ

月イチ更新な感じです。
最近アニメ化情報で気になるのは神のみのスタッフがどこか。あれは漫画だから成立してるはしょり方が見事な類なので、まんまアニメにしたら唐突展開にしかならないし、いろいろと難しい作品だと思うのよなー。1回しかないアニメ化のチャンスを潰されないことを祈る。


ハートキャッチを今期(春)に含めないのであれば、今期のアニメはグっとくるものがないかも。好き/嫌い、面白い/面白くないとは別にある「惹かれる」作品がない。


しかしまぁハートキャッチにハートキャッチされすぎてどうにかなりそう。毎週日曜の朝に起きるなんて数年ぶりじゃなかろうか。本編の面白さはもとより、えりかの一挙一動が可愛すぎる。可愛くないカットが存在しないのではないか? と思えるほど、全てのカットが可愛い。「ちゃんと言わないとわからないよ?」とか、もう、ね! あと変身とけたら下着になるとかエロすぎる。誰かあれのコスプレするといいよ。蒼く光るネグリジェだかワンピースだか着て倒れこむといい。えりかコスする人は竹筒も常備だね!


さらっと春アニメの感想とか。
荒川アンダーザブリッジ』はまた神谷さんか! と思ったものの、なかなか面白かったけど、OPEDと2話がいまいちだったので、見なくなりそう。絶望先生3期あたりからぱっとしないものが多い気がする。
いちばんうしろの大魔王』がけんぷファー、れでぃばと枠として俺の中で楽しいです。ノリという脚本の都合で流れていく、あの「ゆるすぎる」感じが何も考えなくてよくて好き。多少のイライラはあるんだけど、それすらもどうでもいいかと思わせるてきとーさ。あと、ソラノヲトのノエルといい悠木碧のクール声は良いものです。
WORKING!!』はゆるゆる見れて楽しい。原作久しぶりに読んだら新キャラ増えてたけど、アニメは山田までなのかな。阿澄佳奈声のぽぷらは思いの他可愛い。声の力は偉大。
ABは麻枝准の一般受けしない部分を京アニフィルターで濾過しないで、そのまま岸誠二的ギャグで演出したら……の予想通りであり、俺としては残念。なんかこう、ノリが寒いんだけど、実はCLANNADKANONだって原作はこれと大差ないセンスでやられてるんだよねぇ。でも京アニのアニメで始めて見た人は、これほど寒くは感じなかったはずで、京アニがいかに原作再現する際に「現代の視聴者の感覚で上手く受け入れられるように翻訳」していたかがよくわかる。Key作品ってひどく人を選ぶ、その選ぶ部分を上手くごまかしてた。なんていうか、やったことのないエロゲ原作がどこかにあって、それをあまり上手くない形で見せられてる印象だよね。エロゲの形式でよめば(原作のメディアでは)面白く見えていたであろうもの、を見せられてる、よくあるアレ。ライターが脚本担当したってアニメとしてどう面白いかは別というのがよくわかる。という感じなんだけど、麻枝准の作品って序盤はつまんねーなーと思いつつも最後までやると意外と悪くないことが多い不思議なライターで、ケチをつけてる寒さや、リアリティなにそれうまいの? な描写てんこもりなとこも、最後まで見たらこまけぇこたぁいいんだよ、になってしまう。こともある。最後まで見るつもり。
閃光のナイトレイド』は、アニメノチカラとは一般受けしない地味さを妙に持ち上げて作画や演出においては悪くないものを作ることなの? と皮肉をいいそうになる80年代OVA的センスの作品という印象。
『薄桜鬼』はヒロインが可愛いので見れてる。今期で可愛いヒロイン上位には間違いなく入る。そこらの萌えアニメのヒロインより全然いける。というか、ヒロインがいなかったとしても、新選組ものとしても結構面白い。コルダの日野ちゃんといい、女主人公の女性向けアニメは主人公がやたら可愛くて「すごく良い娘」な気がするんだけど、こういう娘の女性ウケは悪かったりするのかしら……。男性向けだとヘタレ鈍感は叩かれるために存在してたりするけど、完璧超人系主人公は結構歓迎されてるよね。
『HEROMAN』今期可愛いヒロイン上位に入るチアガールがエロい。主人公もなぜかエロい。でも日本人が外国人ウケを狙ったらどこを向いてるのかよくわからなくなってどっちにもウケないの典型に見えるデザインやお話は今後どうなるのかな。やたら展開が早いだけでは、そこを面白がらないと面白くないと思うんだけどねー。バトルにしても日本ロボットアニメ的なケレン味があんまりなくてなー。
裏切りは僕の名前を知っている』は1話ラストの「どうしよう……泣きそうだ……」でゲラゲラ笑ったので、飽きるまで見るかも。どっかで使いたいよね。どうしよう泣きそうだ。
けいおん!!』は「花田先生脚本回を見ない」ことにすれば見れそうです。俺が途中を抜かしてみるってのはアニメに関しては生まれて初めてなんだけど、俺以外にはどうでもいいことですよね。抜かしてみても問題がない作品で本当に良かった。これが、例えば小林靖子脚本中に井上敏樹脚本が中途半端に混ざるストーリーものだったら地獄だった。何十本と担当回を見てできあがった好き嫌いデータベース(俺にとっては大事で信用できるデーターベース)からの「好きなスタッフ」と「嫌いというか性にあわなすぎて見てるとストレスがたまるスタッフ」が混在してしまうと辛いという話。
迷い猫オーバーラン!』は監督交代制でほんと良かった1話だった。あの勘違いクリエイター臭はなかなか出ないよなぁ。
あとは、楽しいけど好みじゃない、続けてみる気力わかなそうなのが『B型H系』『会長はメイド様』かな。メイドは基本的にこの手の少女漫画原作が苦手なのだなーと思った。出来が良いことも細部が違うことも先が読めることなんて作品の面白さにたいして関係ないとわかりつつも、中で展開されるお約束のほとんどに「おなかいっぱい」となってしまう。


長くなった。あげてないのもあるけど、省略。
まとめると今期はハートキャッチ見とけばいいかなーになります。あとデュラララ。