感想いろいろ
Saint October セイントオクトーバー 第2〜4話 ☆☆☆☆
- もっと脚本グダグダ内容スカスカのアニメかと思っていたら(例えば『赤ずきん』のような)(そういうのが好きだったりするので、それでも良かったのだけども)、結構しっかり作ってあってロリ吃驚。
- 特に2話の「うそちちの人!」の繰り返しによる笑いは、ふつーに上手くできていた。この手のアニメにありがちな「ギャグなんですよ」なシーンを無感情に眺めるだけにならず、ちゃんと笑えた、という意味で。
- もちろん「ギャグなんですよ」といった部分の方が圧倒的に多くはあるが、
- 変身すると「くろろりちゃん!」「しろろりちゃん!」と律儀に呼び合うのが良い。というか面白い。
- 白ロリと言えば、あまりの黒ロリへの熱愛っぷりがガチ過ぎて感動した。
- あとは、クルツ社長が割といける。「僕に放尿したね…」でかなりのポイントアップ。
がくえんゆーとぴあ まなびストレート! 第1〜3話 ☆☆
- ufotableなので、さっぱり期待せずに見た。
- で、3話まで見たが、なんていうか「気持ち悪い」というのが正直な感想。
- 『COMIC LO』にのってそうな漫画が完全にアニメとして動いてるー! のは別に気持ち悪くはない。えと、そういうロリ趣味への気持ち悪さでは全くない。
- むしろこの点だけで言えば、なんだろ、最近の3Dエロゲ(『らぶデス』『レイプレイ』など)に抱いた、「思ったよりいける」「今までと違う見え方が新鮮」に近い感動はあった。あの顔と一体化した変な口描写とか。
- なんかトゥーンにしても違和感ないキャラデザよなぁ。
- 「動き」的なことでいえば、よく動き、レイアウトきっちりで、ハイクオリティなのに、アニオタ的な「作画がー!」「演出がー!」といった興奮が皆無なのが、気持ち悪い。
- おそらく(『コヨーテ』でもそうだったんだけど)抑制が効いてないというか、無駄に動かし過ぎて、ただよく動いてるだけで芸がない、好みではない、のだろう。
- 声優だと平野綾がツンデレツンデレし過ぎて、なんていうかベストな萌えポイントを通り越して奇形に見える。
- ずっと赤面してるのは、まぁいいか。
- OPも気持ち悪い。
- オタは林原が出ると拒絶反応が出ちゃう病にいつの間にかかかっているものなので、まず曲がなんだかなぁ。岡崎律子verの方がやっぱり好きとは、どうしても言っちゃうというか。
- 映像の方も、まずカメラがぶれてる意味がわからないのと、無意味な奇抜アングルや、学生たちの和気藹々感を出そうとしすぎてることが、気持ち悪い。
- これに違和感がないのは、曲に合わせて作ったというより、単に「こういう感じの映像したかっただけ感」が強いからかもなーと思う。ufotableはそういうとこで嫌いな人は嫌いなんだろうな、てのが初めて感覚としてわかった。
- まぁそういう主旨で作られたぽい映像なのに、映像部分にピンと来なきゃ否定的になっちゃうのは当たり前っちゃー当たり前よね。
- お話の方も、元気いっぱいの転校生がやってきて…なベタ王道な話と、上記したufo的な尖り方のズレがまず目に付く。尖らずに作風に寄り添う形でクオリティをあげることができないものかー、と。
- がんばって学園ほんわかを「目指そうとしてること」だけが伝わってくる。なもんで、わざとらしさが鼻について素直に入り込めない。
- ノートをデコレーションして盛り上がっちゃう中学生的感性や、わたしたちの学園祭をやろう! といった70〜80年代的なノリ(?)が、ロリぷに絵で尖った映像で古臭い内容やられても的な萎えを生んでるような気もする。
- 厨房時代の万能感を肯定し過ぎ、綺麗な位置に置きすぎなことに引いちゃうのは年のせいか…。
- でも「ほっちゃんのキャラソンきた!?」と思ったら校歌だったのは面白かった。
- 『COMIC LO』にのってそうな漫画が完全にアニメとして動いてるー! のは別に気持ち悪くはない。えと、そういうロリ趣味への気持ち悪さでは全くない。
- 一言で言うと、ufoらしい細部だけアニメというか、装飾だけ豪華で芯がない感じかしらね。