2009春 新番組の感想 その5
これで終わりかな?
2話まで含んだ現時点評。
好感触:『けいおん!』『咲 -saki-』『リストランテ・パラディーゾ』『夏のあらし!』 『東のエデン』『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』
好意的様子見:『Phantom』『鋼錬』『バスカッシュ!』『ティアーズ・トゥ・ティアラ』『グインサーガ』
他は、否定的様子見か切った感じです。
『初恋限定』 ☆☆
- 原作は未読といっていいレベルのちら既読。
- ちらっと読んだ時は、オムニバスでギャルゲ的視点からいえば分裂主人公な形式はジャンプでやるのは挑戦なんじゃねー? と思っていたら終わっていた。
- ので、もう少し青年漫画に近い、掲載誌を間違えた作品かと思っていたら、アニメは超がつく程のゆるい少年漫画で、趣味ではなかった。
- 作画や仕草、上手くアニメ用になったキャラデザはどれも可愛くて観てるだけで満足できるのだけど、ドラマ的というかなんというかなお話の作りは、苦手意識が先にたってダメかも。
- だからまぁ、その辺がOKな人には良質な萌えアニメとして観れるんじゃないかな。
- 恋愛描写については、原作はもう少し深めだったような気がしたんだけど、よくもわるくも80〜90年代のゆるいラブコメのノリが続くのなら、ちと辛いなぁ。アニメ化において、もう少し対象年齢をあげても良かったんじゃなかろうか。一応様子見。
『グインサーガ』 ☆☆☆
- 原作未読。失速していくってわかってる物語を今更読み始める人なんていねーだろ、という。
- 若林厚史初監督ってのは、期待値よりは不安のが大きかった。アニメーターとして優れてることが=他に結びついたりしない例を見てきているから。
- わかりやすいエンターテインメントを目指してる感じ。
- 原作既読からはあらすじでも初見の俺にとっては結構楽しく見れる出来だったと思う。
- 必要情報が提示されない感や、キャラ心情の変化が早すぎる置いてけぼり感もないし、取捨選択が良くできてるんじゃなかろか。
- 作画面はやっぱり水面で跳ねやがった! くらいで、丁寧で安心して見れる力の入れ方だったと思う。
- 小説の速度でこの内容を見るのは辛そうだけど、あらすじにならない、映像を伴った丁寧な作りでやってくれるなら、見続けてもいいと思える出来でした。継続。
『蒼天航路』 ☆☆
- 原作未読。俺の三国志知識は『真 恋姫†無双』オンリー。
- 恋姫ではロリで力持ちだったきょちょが山のフドウに!! ツンデレ金髪ドリルだったそうそうが濃い顔イケメンに! 愛すべきあほの娘になっていたかこ(以下略
- 恋姫やってなかったら、顔と名前が全く一致しなかったこと請け合い。恋姫すげぇ。あんだけキャラいて全部識別可能って赤松健でも難しいぜ! アニメだと舞姫と乙くらいだぜ。
- なんかさっぱりカタルシスも視聴者に理解させる気もない舌戦で終わるのはどうかと思ったけど、そういうノリとして受け止めておくべきだろうか。
- まだ準備段階で、だんだんと面白くなってくるんだろうけど、三国志関連の欠点ってスロースターターなんじゃ? と思ったりもする。
- 全然、このアニメの感想になってないんだけど、世間的には「萌え化してオタ釣っただけじゃねーか」と思われてそうな恋姫がいかに入門として見ても出来が良く、かつ計算高い娯楽であったか思い知るばかりであった。既存のファン向けとしてはこれで正しいんだから、まさにちら裏ですけど。
- あ、ゲームの話ね。アニメはアニメでゆるアニメとして好きです。
- 作画・演出面はあんまり不安がないんだけど、歴史ものにありがちなあらすじ感がちょっと苦手かなぁ。一応様子見。
『タユタマ -Kiss on my Deity-』 ☆☆+
- 原作未プレイ。
- うざキャラがいて、それに耐えられるかどうかが分かれ目、みたいな評を読んだのみ。
- 設定説明な導入回としては結構楽しく見れた方だと思う。
- 主人公がそれなりに考えて行動してくれるみたいなんで、鈍感ヘタレであってもバカではないだけで好感度アップ。
- 原作ではうざいらしい幼なじみがかなりマイルドになってるらしい。アニメだけ見ると普通の幼なじみにしか見えない。
- ロリの求婚を大きくなったらねでかわしたら一晩で熟してさぁ大変とか、霊退治あたりのパーツはまぁ特に言うことはなく、勝負は2話目からかかなーと継続。