世界で一番みんな好き

アニメとかについててきとーに書くよ。


ラノベラノサイ杯の結果が自分の感性とあまりに違うので落ち込んで意欲が下がってしまった。1つの結果に過ぎないと頭ではわかってるんだけど、ここ数年読んだ中のワーストでびた一文共感もできず、面白かったという人の意見すら聞きたくないような作品が票数1位ってのはショックだったなー。DEEPLOVE・リアル鬼ごっこでもこんなショック受けなかったのに。世間一般ではなく、ネットのラノベ好きに支持されてるってことが、結構重いのかもしれない。もちろん、僕は携帯小説とか新しい形態を必要以上に軽蔑するオタクはもうちょっと自分を省みた方がいいと思う派なので、例えで出した作品がどうこうというわけではなく、わかりやすい例として。


で、咲が面白くて面白くて、幸せ。アニメって楽しいよね! 一緒に楽しもうよ! キャッキャッ。
個人戦が始まった21話からはちょっとパワーダウンしそうな空気が感じられたけど、実質的な最終回である19話までの全ての回と、エピローグ20話はすばらしかった。
それにしても池田ァ!の「振り込まない。あがらせない。とにかくひたすらテンパイして流局。それを30回くらい繰り返す。リー棒出してくれたらもっと早くなるし、そのあと役満あがれば、ほら! 華菜ちゃん奇跡の逆転優勝だし!」の諦めない精神はすげーなと思いました。原作のジャミラ池田をアニメで見たかった。


他の脱落せずに追いかけられていて、かつ楽しく見てるアニメは『青い花』『化物語』『東京マグニチュード8.0』『プリンセスラバー!』『狼と香辛料II』『Phantom Requiem for the Phantom』あたりかなぁ。


化物語』は1-2話ではちょっと不満点が多かったんだけど、5話あたりからエンジンかかってきたかな。戦場ヶ原の毒舌会話にしろ「失礼。噛みました」にしろ、小説のテンポがちらついて、どうしても理想との違いばかり見てしまったのだけれど、こちらが慣れたのかあちらが慣れたのか「アニメとして」きちんと見れるようになり、僕には邪魔になることが多い原作厨フィルターを上手く取り除くことに成功し、これはこれで十分魅力を伝えられてるんじゃないかって思えるようになったその線が、5話あたりにある、かなー。どこがどうとは具体的に言えないけども。それにしても「ドラマCDみたい」とはわかりやすい例え。声だけ聞いてれば十分っていう皮肉には頷けないけど、そう言われても仕方ないよねとは思う。映像がなくても成立しそうな間は確実にあるんだけど、でも映像作品として面白い箇所だっていっぱいあるというバランス。変なとこに立ってる。前から思ってるんだけど、アニメはアニメーションしないとダメなんて考えは、その拘りを美徳とする前に一度考えてみれば、やっぱ狭い、というか楽しめるものを鼻から捨ててる気がしなくもない。


青い花』は今1番の演出・作画アニメ。演出に関しては咲より楽しく見てるかも。ふみの声がイメージと違ったけど、今ではアニメのふみとして俺の中にしっかり根付いてくれたし、それだけの説得力があるキャスティングだったと思うなぁ。何気ない一言にぎゅっと情報が詰まってて、それは彼女じゃないと無理だし、唯一無二だと信じられる魅力がある。心をもってかれる。きっと不評もあるんだろうけど、自分が肯定できてる感覚を否定する感覚を見ても気分よくないだけで実りがないので、あるかどうかすら知らない。渦巻かいが幾原説はほんとなのだろうか。誰かは気になる。


プリンセスラバー!』は、元が抜きゲーで、中身なんてあってないの如しな尿ゲーの主人公をへたれから意志ある現在のユーザーが好む形へ変えた点はエロゲ原作において空気読めてるなーと。勝手な想像だけど、しっかりとしたシナリオもしくはキャラがあるエロゲよりも自由にできそうだし、抜きゲーのアニメ化って手がけるスタッフによっては通りやすいアニメオリジナル企画みたいなもんなんじゃねーなんで数ないんだろうとか。中身は80〜90年代のOVAっぽい作画アニメ臭がするけど、結構ゆるゆるみれるのが好き。温泉回は良かった。カイジネタは単品の出来もいいけど、話全体のノリで作った流れあってこそで、馬鹿すぎて笑った。オタ向けパロディって手軽に見えてなかなか難しいと俺は思ってるんだけど、上手いこと笑えて面白かった。でも乗れなかった人はいるだろうね。


Twitterからのコピペだけども『東京マグニチュード8.0』見てて、フィクションで大人の作った再現度の高い子供って子供は共感しない気がした。女の子がこれ以上ないくらい子供っぽくてすげーなと思うけど、思春期に見てたら共感じゃなくて「これは俺じゃない」だった気がする。


狼と香辛料は一期とそう大差ないけど、どっかで2期はダメという評も見て「どこが?」と思ったくらいなので、他人のこだわりとは理解不能なものだなぁと。NTR編、敵役の人から見た世界がすごい絶望っぽいのがひどい。女性不信なるで。


ファントムは原作をプレイしたはずなんだけど、全然覚えて無くて、おぼろげにキャルがあんなになっちゃうのは覚えてるんだけど、アイン√、キャル√がどういうオチだったか全く覚えてない。アニメはきっとアインかもしくは複合なんだろうけど、それも「今まで」の√がオリジナル色が強いのか、それとも基本誰かの√準拠なのかもわからないので、結構はらはらどきどきしながら見れてる。たしか学園編で出てきたヒロインの√もあったはずだけど、当時の俺は「それはないわー」と選ばなかった気がする。あんだけ「選ぶ理由」てんこ盛りで、かつ天秤かけたら釣り合うようなアインとキャルの前にぽっと出はないわー、と。今だったらバッド含めてフルコンプするから、文字通りエロゲになれてない、その形式から分岐に至るまで慣れていない状態でプレイしたのだろうな−。


ということで、書き殴り終わり。推敲もくそもない。


最近欲しいソフトがPSPで出るので、購入を考えつつ先立つものがない。PS3もP5出る頃には買わないとなー。誰か余ってたらください。