ちりもつもればやまとなでしこ! 略して?ちりつもやまとなでこ!

今期のアニメの感想くらいはざっと書いておこうという気持ちがむくむく湧いてきた。


1話時点で1番面白そうと思ったのは『デュラララ!』でした。


ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』は神戸守監督は好きな演出家さんなんだけど、いまいちピンとこない。予想として割と見かける『灰羽連盟』的な真相が出たりしないのかしら、と思って眺めている。あと、読む時に「ソ・ラ・ノ」と区切って読んでしまって、減速効果がある。


おまもりひまり』は原作のチープさ、教科書にのりそうな徹底的なテンプレ感そのままで、非常にゆるゆる見れて嫌いではないです。『れでぃ×ばと!』のつっこみを拒否するかのようなラッキースケベっぷりも、うなだれながら許容して楽しめて嫌いじゃないです。ヒロイン二人が中の人逆でも成立しそうなのがちょっと面白い。『バカとテストと召喚獣』は原作小説を挫折したので、さくさく進んでくれるアニメは見ていて楽ですし、そこそこ面白いです。『はなまる幼稚園』は特に感想がないです。


『ちゅーぶら!』が何気に興味深いし、うがった目で見られがちというか、多少無理のある下着話を少しわきによけてみると、しっかり作られてて安定感があります。下着講座の部分がどこまでまじめなのかわからない、知らないから判断できない中年男性だからこそ、楽しめてるのかもしれない。ある程度わかってしまうと、逆にいろいろ気になってお話に集中できないんじゃ? という。成長中のおっぱいって触ると痛いんだ!!


予想外に「うーん……」となってるのが『ひだまりスケッチ×☆☆☆』で、4人の抜群の安定感を崩してまで新人を追加する意味があるのかまだ疑問なのと、後半の過去パートで過去作よりも明らかに「外部」が出てくる率が高いことに違和感がある。ゆの達の価値観、世界って閉じてるからこそ許されていた部分、というより許容できていた、楽しめていた部分があって、美容院や本屋や喫茶店などの外部の世界でいつものひだまりスケッチワールドを展開されると、痛く見えてしまう、アパート内、学校内、4人+αだけの世界のリアリティと水準とのずれが見えてしまう。だから、似たような話になってしまおうが、マンネリになってしまおうが、ひだまりスケッチは「外部を感じさせない話作り」こそが求められてる作品、まぁ俺がそう求めている作品だったのだなぁと。この感覚はARIA3期も同じで、あれもアニメオリジナルの話だと描写の本当に細かい細かい部分の違いがちりつもって、次第に大きな違和感となり見なくなったのよねー。


いろいろ書き忘れてるだろうけど、どうせ「書き忘れない」で感想を書き上げることなんて不可能ということで。