What ’bout My Star

記事タイトルはだいたい何かの歌詞なのだけど、実際歌詞カードに表記されている文字列は
そのまま書き出すと、全く印象が異なるものになるよね。文字列と曲が結びつかない。
マクロスFなら「わたしたちハラミみたい」と書いた方が、
正確な歌詞である「わたしたち花火みたい」より、きっとわかりやすい。伝わりやすい。ほんとか?
「ハッテン☆マイケル」と書いた方が以下略。
「そう聞こえるよね」という空耳に愛着を覚えるのは、単純に「面白い」のもあるけれど
「対象を好きである」など、わかる人同士の暗号にして共感する仕組み?
何が言いたいかというと『What 'bout My Star』も、かなり空耳をしやすい曲なので
どう表記したら楽しいのか、世間一般ではどんな感じに空耳されてるのか、ニコニコで調べてみたら
「おっぱいまいすたー」だったのがちょっと面白かったという話。
「なるほど…。言われなければ聞こえなくはないけど、調べなければ自分では思いつかなかった。ああ、そこが面白いのかもしれないな!(くわっ」としてニヤニヤするわけ。
意味のある文字列にするために「おっぱい」としているけれど、俺の感覚だと「おぱっまいすたー」だな。
おぱっまいすたーおぱっまいすたーあぁーあぁーあぁぁあー。


世間では様々なジャンルの「2008年ベストはこれだ!」企画があり
離れていたジャンルの多い僕は、有用な情報源として利用させてもらっている。
1年という期間の中で、世間の目というフィルターに揉まれて、ベスト5〜10に選ばれるだけのものがある作品は
好みの差はあれ、何かしら注目すべき点があるに違いないのだよ、が僕の意見。
残念なのは、リアルタイムで体験した方が楽しい類のものは、もう永遠に同じレベルで楽しめないことだけれど
「知らない」上に「体験不可能」なら後悔しようもないので、比較的簡単に「しょうがない」と思えるのでいいとす。

ただ、この方法だと「話題にならないけど、自分は大好きな作品」とはなかなか出会えなかったりする。
アニメを週に30本以上見ていた経験をかえりみるに、思っているよりそういった作品は多かったのであります。
こっちはなぜか「知らない」ことが「もったいない」気がして、「失ってる感じ」がして、
けれど発掘作業にかかる時間を想像して、ある日偶然出会う運命の人的な期待に押しとどめておく。


自分の知らない面白い何かを求めていると、楽しい。少なくとも、期待とか希望があるからなー。


今日は俺の誕生日。もうめでたくねーなー。