あなたが名前を呼ぶ それだけで宙へ浮かぶ

近況なんかをつらつらと。


ラブプラスやってるけど、なかなか楽しい。凛子かわいいよ、かわいいよ凛子。世間が丹下丹下言う理由を実感した。昨日の夜は凛子とデートでした。詳細な感想とか実況に近い言葉の羅列はTwitterに書いてしまって、そこで「アウトプットとして終わった」ので熱量が伴わない焼き直しはめんどくさくて書けない。


アニメのちょっとした感想とか、日々のアイドリング中の思考をぽろっと、時にびしっと、Twitterにポストして、それに反応があったり、ふぁぼられたりしていると、小さな自己承認欲求は終わってしまう。僕はめんどくさい女の子のように、ただ僕の話を聞いてくれる誰かが絶対にそこにいれば、勘違いであったとしてもそう信じることができれば、それで良かったのだな、と思う。僕はだいぶかまってちゃんだが、比較的お手軽なかまってちゃんでもある。「楽しい」を共有するのは趣味が偏っていると難しい場合もあるが、見つからないわけではない。苦労を共に、はもう諦めているし、それは幸福と呼ばれるものだと思うので、現状は悪くない。そして、相手は僕をフィルタリングできるし、繋がりは「ゆるくあれ」と明示されている。それが例え、mixi的なコミュニケーションが受けやすい日本においてキャズムを超えたら終わるような一時の幻想だとしても、大変有効に働く気休めなのだ。


ニュース類はTumblrといくつかのサイトをRSSリーダーに登録しておけばそれで満足する。Tumblrは、僕がニュースサイトをしていた頃の「あればいいのに」「許されればいいのに」が実現されている。みんながReblogすれば一次がどうのなんてつまらないことがいかにどうでもいいかわかる。そんなわけで、大げさに言えばネット上に求めてることがTwitterTumblrで9割満たせてしまう。


ただ、両方ともよくわからないツールではあると思う。実際Twitterに関しては僕も「わかる」まで時間と手間がかかった。数年前に一度アカウントを作ったものの、よくわからなくて放置した出戻りだ。転機はTwitterの距離感を「雑踏」と表現した文を読んで、その視点でツールを使えば上手くいくかもと思ったから。ぐぐれば見つかると思うので、興味あれば読んでみるといいと思う。


アニメは特にないけど『東京マグニチュード8.0』の猫箱のゆうきくんにどうオチがつくかは気になる。なでこOPがかなりのヘビロテ。でも本編Bパートの間に合ってないっぷりは、やっぱり仕事ありすぎてきついのかなと思った。世間の声で「動いてない」ってのを見て、アニメにおいて間に合ってない時は絶対に「動く」ことが問題にされるのだなと思った。あれは動いてないっちゃ動いてないけど、カット足りてないとか他の言葉でも表現できるはずで、共有とはわかりやすさであり、細部を気にせずわかりやすさ重視になる現象であると思い、なんとなく「作画崩壊なんて言葉は作画オタは絶対に使わない」ことを思い出した。

2009年秋新番チェック


◎絶対見る。期待している。
○スタッフや原作既読にひっかかるので、興味がある。
△一応チェック


◎『DARKER THAN BLACK -流星の双子-
前期が面白かったので。リストアップしてて気づいたけど、俺にとっての今期期待作ってこれしかないのな。
◎『ひだまりスケッチ×365 特別編』前編・後編
上記と矛盾するようだけど、これはTVシリーズではないので別枠。良質な日常系はいつまでも続いて欲しい。


○『真・恋姫†無双
前期がゆるゆるアニメとして良質で、原作も面白かったので。
○『とある科学の超電磁砲
監督:長井龍雪、シリーズ構成:水上清資。あと『アマガミ』でサトリナに目覚めたので。
○『夏のあらし!春夏冬中〜』
前期からの流れで。
○『空中ブランコ
原作既読。『怪〜ayakashi〜』の『化け猫』関係のスタッフなので。


△『ささめきこと
百合なので。『青い花』が異様なクオリティだったから、比較しちゃいそう。どんな作品か知らないけど。
△『11eyes
監督:下田正美、シリーズ構成:金巻兼一
△『ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜
監督:カサヰケンイチ。色物をどう処理してくるか? という興味。
△『こばと。
一応。
△『君に届け
原作はあまりにも少女向け漫画のセオリーである誤解とすれ違いの茶番タイプ過ぎて嫌いなんだけど、素材は嫌いじゃないのでアニメでどうアレンジされるのかな、と。キャラデ:柴田由香、制作:Production I.G
△『青い文学』
内容は古典なわけだし、演出や作画合戦みたいになってくれればいいんだけど。
△『キディ・ガーランド
前作見てないので、今のうちに見ておくべきなんだろうか。

世界で一番みんな好き

アニメとかについててきとーに書くよ。


ラノベラノサイ杯の結果が自分の感性とあまりに違うので落ち込んで意欲が下がってしまった。1つの結果に過ぎないと頭ではわかってるんだけど、ここ数年読んだ中のワーストでびた一文共感もできず、面白かったという人の意見すら聞きたくないような作品が票数1位ってのはショックだったなー。DEEPLOVE・リアル鬼ごっこでもこんなショック受けなかったのに。世間一般ではなく、ネットのラノベ好きに支持されてるってことが、結構重いのかもしれない。もちろん、僕は携帯小説とか新しい形態を必要以上に軽蔑するオタクはもうちょっと自分を省みた方がいいと思う派なので、例えで出した作品がどうこうというわけではなく、わかりやすい例として。


で、咲が面白くて面白くて、幸せ。アニメって楽しいよね! 一緒に楽しもうよ! キャッキャッ。
個人戦が始まった21話からはちょっとパワーダウンしそうな空気が感じられたけど、実質的な最終回である19話までの全ての回と、エピローグ20話はすばらしかった。
それにしても池田ァ!の「振り込まない。あがらせない。とにかくひたすらテンパイして流局。それを30回くらい繰り返す。リー棒出してくれたらもっと早くなるし、そのあと役満あがれば、ほら! 華菜ちゃん奇跡の逆転優勝だし!」の諦めない精神はすげーなと思いました。原作のジャミラ池田をアニメで見たかった。


他の脱落せずに追いかけられていて、かつ楽しく見てるアニメは『青い花』『化物語』『東京マグニチュード8.0』『プリンセスラバー!』『狼と香辛料II』『Phantom Requiem for the Phantom』あたりかなぁ。


化物語』は1-2話ではちょっと不満点が多かったんだけど、5話あたりからエンジンかかってきたかな。戦場ヶ原の毒舌会話にしろ「失礼。噛みました」にしろ、小説のテンポがちらついて、どうしても理想との違いばかり見てしまったのだけれど、こちらが慣れたのかあちらが慣れたのか「アニメとして」きちんと見れるようになり、僕には邪魔になることが多い原作厨フィルターを上手く取り除くことに成功し、これはこれで十分魅力を伝えられてるんじゃないかって思えるようになったその線が、5話あたりにある、かなー。どこがどうとは具体的に言えないけども。それにしても「ドラマCDみたい」とはわかりやすい例え。声だけ聞いてれば十分っていう皮肉には頷けないけど、そう言われても仕方ないよねとは思う。映像がなくても成立しそうな間は確実にあるんだけど、でも映像作品として面白い箇所だっていっぱいあるというバランス。変なとこに立ってる。前から思ってるんだけど、アニメはアニメーションしないとダメなんて考えは、その拘りを美徳とする前に一度考えてみれば、やっぱ狭い、というか楽しめるものを鼻から捨ててる気がしなくもない。


青い花』は今1番の演出・作画アニメ。演出に関しては咲より楽しく見てるかも。ふみの声がイメージと違ったけど、今ではアニメのふみとして俺の中にしっかり根付いてくれたし、それだけの説得力があるキャスティングだったと思うなぁ。何気ない一言にぎゅっと情報が詰まってて、それは彼女じゃないと無理だし、唯一無二だと信じられる魅力がある。心をもってかれる。きっと不評もあるんだろうけど、自分が肯定できてる感覚を否定する感覚を見ても気分よくないだけで実りがないので、あるかどうかすら知らない。渦巻かいが幾原説はほんとなのだろうか。誰かは気になる。


プリンセスラバー!』は、元が抜きゲーで、中身なんてあってないの如しな尿ゲーの主人公をへたれから意志ある現在のユーザーが好む形へ変えた点はエロゲ原作において空気読めてるなーと。勝手な想像だけど、しっかりとしたシナリオもしくはキャラがあるエロゲよりも自由にできそうだし、抜きゲーのアニメ化って手がけるスタッフによっては通りやすいアニメオリジナル企画みたいなもんなんじゃねーなんで数ないんだろうとか。中身は80〜90年代のOVAっぽい作画アニメ臭がするけど、結構ゆるゆるみれるのが好き。温泉回は良かった。カイジネタは単品の出来もいいけど、話全体のノリで作った流れあってこそで、馬鹿すぎて笑った。オタ向けパロディって手軽に見えてなかなか難しいと俺は思ってるんだけど、上手いこと笑えて面白かった。でも乗れなかった人はいるだろうね。


Twitterからのコピペだけども『東京マグニチュード8.0』見てて、フィクションで大人の作った再現度の高い子供って子供は共感しない気がした。女の子がこれ以上ないくらい子供っぽくてすげーなと思うけど、思春期に見てたら共感じゃなくて「これは俺じゃない」だった気がする。


狼と香辛料は一期とそう大差ないけど、どっかで2期はダメという評も見て「どこが?」と思ったくらいなので、他人のこだわりとは理解不能なものだなぁと。NTR編、敵役の人から見た世界がすごい絶望っぽいのがひどい。女性不信なるで。


ファントムは原作をプレイしたはずなんだけど、全然覚えて無くて、おぼろげにキャルがあんなになっちゃうのは覚えてるんだけど、アイン√、キャル√がどういうオチだったか全く覚えてない。アニメはきっとアインかもしくは複合なんだろうけど、それも「今まで」の√がオリジナル色が強いのか、それとも基本誰かの√準拠なのかもわからないので、結構はらはらどきどきしながら見れてる。たしか学園編で出てきたヒロインの√もあったはずだけど、当時の俺は「それはないわー」と選ばなかった気がする。あんだけ「選ぶ理由」てんこ盛りで、かつ天秤かけたら釣り合うようなアインとキャルの前にぽっと出はないわー、と。今だったらバッド含めてフルコンプするから、文字通りエロゲになれてない、その形式から分岐に至るまで慣れていない状態でプレイしたのだろうな−。


ということで、書き殴り終わり。推敲もくそもない。


最近欲しいソフトがPSPで出るので、購入を考えつつ先立つものがない。PS3もP5出る頃には買わないとなー。誰か余ってたらください。

昨日ちょっとアップしかけた映画の感想はまるでまとまらない、というより僕は『時かけ』以降の細田守がさっぱり肯定できないので、不満点を羅列して検証していくだけなんだよね。書いていて楽しくないし、世間では評判悪くないみたいなので、いいかなーと。俺は不満なんだぜーってことだけを書いて、好きな人を不快にさせるなら、せめてどう不満なのかきちんと書けよ、と内なる声はするけれど。


唯一肯定できる部分がカズマきゅんが可愛すぎて、これは絶対話題になる。カズマやばい可愛すぎる!と終始興奮していたことくらい……。他は全部ノれなかったと思ってくれて間違いないです。

2009年上半期ライトノベルサイト杯

感想と言うよりは紹介を書くべきなんだろうけど、正直僕が何を言おうと逆効果にしかならないんじゃないか? つまり弱気に支配される僕しかいないが、羅列しただけではアニメ絵萌え絵が並んでいるだけで何の効果もない、いやまぁ投票という効果しかなくて、別にそれもかまわないかと思うけれど、そうだTwitterぽくだいたい140字程度で書けばたった数ポストするだけと思えば、と思いついたので好きなことをコピペしたり書いたりしておきます。ネタバレもあると思うよ。というか、書き終わって気づいたけど作者が偏りすぎているな。


追記:
投票結果では自動的にシリーズ最新巻が適用されて、シリーズに投票ぽいのね。ネルリだけ最新巻ではなく1巻になってるのが謎だけど。投票と関係なく、僕のコメント対象としては、ギャルセカは2巻より1巻、電波女は1巻より2巻、みーまーは短編集よりは7巻が面白いと思うので、意図的に指定してます。アニメは話単位、ラノベは巻単位で別物って感覚があるので、一応。

新規作品

耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳 (ファミ通文庫)

耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳 (ファミ通文庫)

【09上期ラノベ投票/新規/9784757746473】
ある意味最先端だと思う。テキストサイト全盛の頃に好みのサイトにあたったような興奮があった。地の文と主人公の乖離っぷりが気持ちよく成立してるのに唸った。前知識の必要性やネットスラングなどが数年後には読めないて批判は正しいし、僕の言うことに全く賛同できないのも、また正しいと思うけども。全否定か全肯定かみたいなとこがあるかもねぇ。


ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)

ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! (ファミ通文庫)

【09上期ラノベ投票/新規/9784757746466】
世のオタ題材の作品が結局ライト層への擦り寄りバランスで成り立ってるのに対して、かなり理想的な、僕が読みたかったシミュレーション。「ラブコメでよく見る葛藤を前提に葛藤する」シミュや、現実との齟齬でシナリオが歪むことなどの「設定萌え」が楽しい。シミュ欲求だけでなく「その次」を満たして欲しいとか、テーマ的なところで深く描ききれてるかってーと、否だと思うが、好き。あと、高橋さんラブ。


電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)

電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫)

【09上期ラノベ投票/新規/9784048678100】
入間人間はみーまーよりストレートなラブコメの方が面白いんじゃ? と素直に思えた作品。1巻時点では序章過ぎたけど、2巻でちょっと化けた感。脳内キャスティングでエリオはとある魔術のインデックスな井口裕香で再生されている。異論は認める。前代未聞の簀巻きヒロインや可愛いクラスメイトよりも40歳の叔母さんの方が魅力的、と書くとちょっと違うんだけども、違わなくも無いような。

既存作品

ラノベ部〈2〉 (MF文庫J)

ラノベ部〈2〉 (MF文庫J)

【09上期ラノベ投票/既存/9784840126373】
思いの外良質なラブコメが心地よい。ラノベ話も押し付けにならないよう、読んでいて痛ましく恥ずかしい気分にならないよう、随所に気配りが散りばめられていて好感触。かなり好みなバランス感覚、というより僕と近い、言いたいことを言ってくれた共感の快楽だろうな。2巻の見所は軽小説部発足に関する過去エピソードにて描かれる、幼馴染の関係性とそのオチだと思う。ここ最近読んだ恋愛描写で1番納得がいく展開だったけど、人によっては違う受け取り方をするかもしれない。


ねくろま。∞(インフィニティ) (MF文庫J)

ねくろま。∞(インフィニティ) (MF文庫J)

【09上期ラノベ投票/既存/9784840127264】
前巻の「ラブコメを全肯定することで、脚本をめくる音が聞こえるようなシリアス展開を全否定する」気持ちの良い展開が、その構造が、世の終わらないラブコメや、くだらない死生観で何かを語る作品よりも好ましくて鬱憤が晴れる思いだった。が、前巻は期間外だったので、最新刊で最終巻をあげておく感じ。「シリーズ全部読め!」とはとても言えない内容だから、個人的な票かな。おすすめではないです。この巻の内容に触れるならば、ソリス達の今後を想像すると作品・作者のスタンスがはっきりと見えて暖かい気持ちになった。良い最終回だったと思います。欲を言えばもっといちゃらぶして欲しかったけどね。


【09上期ラノベ投票/既存/9784048677592】
これも前巻の余波かもしれない。個人的に1・3・6巻が面白く、6巻なんて本気で笑って困惑した。大変面白い体験だったと思う。文体というか「嘘だけど」でひっくり返される読みにくさはもう慣れてしまったけど、結構な人が投げ出してしまうかもなぁ。人に勧めにくいけど悪くはないポジション。


秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)

【09上期ラノベ投票/既存/9784488451066】
夏で終わっても、それはそれで切ない青春かと思っていたところに「すわっ! 小山内さんNTR!」と勃起しっぱなしで読みました。嘘だけど。春・夏と読んでる人は読んで損なし、シリーズ未読の人は是非『春期限定いちごタルト事件』からどうぞ。


偽物語(下) (講談社BOX)

偽物語(下) (講談社BOX)

【09上期ラノベ投票/既存/9784062837026】
FD(ファンディスク)と呼んで間違いないけど、アニメ化もされて続刊の空気も感じる。シリーズファンなので次巻では気合入れなおして趣味200%全開で書いて欲しいなと思う。他の西尾維新テイストはいらないっす。それにしても既存作品は内容書こうとするとネタバレオンパレードになるので書きにくいと思いました。

その他

あと、期間外であげたくてもあげれなかった『紫色のクオリア』は、誰がいったか流行りのSFガジェットを楽しめる逸品なので読んで損はないと思います。最近読んだ中で1番のオススメはと聞かれたら、これです。人間がロボットに見える少女の話って紹介がされてるけど、それは対外的に分かり易い説明でしかないので(外ってどこだろうね)、とりあえず読んでみるといいんじゃないでしょうか。話題作ですしね。表紙がラノベ読みからしてもキャッチーではないけど、どうせラノベだから読まない人は逆に言えばカバーなんて外せば関係ないからいいんじゃないかな。

紫色のクオリア (電撃文庫)

紫色のクオリア (電撃文庫)

エ/ヴ/ァ/破 感想


初回見てきたので、忘れないうちにメモっておくです。
というか、語れる相手がいないのでどっかに吐き出さないと辛抱たまらんのです。
こういう時、TLに強制的に流れてしまうTwitterはさすがに書きにくいです。


たいしたこと書いてないけど、当然ネタバレしかないので自己責任でね。
あとでまた書き足す気がするけど、暫定あっぷ。

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2009年夏新番チェック


◎絶対見る。期待している。
○スタッフや原作既読にひっかかるので、興味がある。
△一応チェック


◎『化物語
原作既読。西尾維新好き。というか読んでる作品数的に「俺は西尾維新が好きなのではなくて『化物語』が好きなのでは?」 といった感じに好き。なので、1番期待してる。シャフトがやってくれるなら、下手な低予算深夜アニメで誰得にはならないだろうと思いつつ、期待から外れる不安と、期待通り/以上で話題になってノイズを見るのを想像してめんどくさい状態。


キャストはありゃりゃ……失礼噛みました阿良々木くんが神谷さんなのはシャフトと聞いた時から期待してたので、満足。他のキャストも戦場ヶ原ひたぎ斎藤千和が意外なのと、八九寺真宵加藤英美里が(風子@CLANNAD的な)野中藍だと思ってたの以外は満足。ただ、キャラデザ全般が動かないと未知数なくらいイメージとは違うかな。忍野メメは吹いた。


原作、読みやすいと思うから、西尾維新を他の作品で投げた人も是非。責任は全く取れませんがー。


刊行順 : 『化物語』上下 → 『傷物語』 → 『偽物語』上下
時系列順 : 『傷物語』 → 『化物語』上下→ 『偽物語』上下


アニメ化で読むなら『化物語』上下だけでOKだと思います。他は前日譚とFD(ファンディスク。好きな人が読む後日談だったりアナザーだったりするが、この作品の場合後日談)みたいなものです。
同作者の『刀語』は全く関係ありません(読んでないけどたぶん)。


◎『うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜
監督:佐藤順一アスミス。パチンコ関連は予算が多いのか割と質が高かったりする。


○『うみねこのなく頃に
原作は発売されたものは全部プレイ済。ミステリーとしては『ひぐらし』よりは好き。ミステリー好きからは『ひぐらし』でそっぽを向かれてあんまり読まれてないのが残念なくらい。で、スタッフが違えば◎扱いだったけど、ひぐらしスタッフにはほとんど期待できない。どうせ年表になるんでしょうから、絵が動いて声がつくのが見たいだけかな。沼田誠也作画的なお遊びや、目明かし編のようなガチ拷問描写など、映像的に良い仕事を部分部分でしてくれるかなーてのは期待してる。あと、アニメ化によって多くの人にこの作品に興味をもって貰えたらと思う。


○『狼と香辛料II
監督:高橋丈夫、脚本:荒川稔久は続投らしいので。前期はとても良いアニメ化でした。


○『青い花
監督:カサヰケンイチ。原作既読。漫画の間をアニメでやるのは難しいと思うので不安多め。


○『大正野球娘。
監督・シリーズ構成:池端隆史。原作未読。完全なるスタッフ見。


○『GA 芸術科アートデザインクラス
監督:桜井弘明、シリーズ構成:待田堂子。原作既読。美術の授業めいたとこはどう処理するのかしら。


△『CANAAN
428 〜封鎖された渋谷で〜』のおまけシナリオのアニメ化? 奈須きのこはアニメ化に恵まれないから、これが面白かったりしたら笑える。
△『懺・さよなら絶望先生
何もこの時期にアニメ化せんでも……。でもさよなら絶望放送は続いて欲しい……。『化物語』に影響なければいいなー。
△『プリンセスラバー!
なんで抜きゲーをアニメ化するんだろ? どんなもんになるか興味。
△『よくわかる現代魔法
原作既読。ただスタッフ的にダメそう。
△『宙のまにまに
監督:高松信司。スタッフ見。